相撲協会、インフル流行で予防接種の時期見直しへ

[ 2019年12月26日 05:30 ]

 インフルエンザに感染した十両・貴源治が冬巡業の取組に参加していたことが明らかになった日本相撲協会が、力士らのインフルエンザ予防接種の受診時期を見直すことになった。

 これまで予防接種は冬巡業の期間中や終了後に実施していたが、今年は冬巡業でインフルエンザが流行したことで力士、関係者が約30人も離脱した。相撲協会の尾車事業部長(元大関・琴風)は「もう少し早くやらないと」と来年以降は秋場所後の秋巡業の前、もしくは九州場所の前後に変更することを明かした。25日に東京・両国国技館で行われた力士会では、その旨を関取衆にも説明した。

 現在もインフルエンザは流行しており、この日は大関から転落した関脇・高安が田子ノ浦部屋での稽古中に体調不良を訴え、力士会を欠席した。関係者によるとインフルエンザに感染したという。

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2019年12月26日のニュース