藤井七段、地元愛知で聖火リレー「自分らしく走りたい」実は俊足50メートル6秒8

[ 2019年12月18日 05:30 ]

大阪市の関西将棋会館で指された王位戦予選準決勝で出口若武四段で勝ち、初めての挑戦者決定リーグ入りに王手をかけた藤井聡太七段
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 2020年東京五輪の聖火リレーの詳細が17日、発表された。国内最初のランナーは2011年のサッカー女子W杯で初優勝した当時の日本代表「なでしこジャパン」メンバーで来年3月26日、福島県の「Jヴィレッジ」からスタートする。将棋の史上最年少棋士、藤井聡太七段(17)は愛知県瀬戸市を走ることが決まり、「自分らしく走りたい」とコメントした。

 藤井が走るのは愛知県内の出発点で、今も自身が暮らす瀬戸市内の約200メートル。「子ども将棋」の会場にもなっている深川神社から、市役所前の河川敷まで約2・1キロ、9区間のうち1区間を担当する。

 決定を受け、藤井は日本将棋連盟を通じて「愛知県コースの出発地となることにつきまして、とても喜ばしく思っております」などとコメントした。対局のため、生まれ育った瀬戸市から東京や大阪に通う日々の中でも地元への感謝を忘れない。「地元の方々のご声援、ご支援はありがたく、大きな力となっております。皆さまに笑顔が届けられるよう、自分らしく精いっぱい走りたい」と意気込みをつづった。

 インドア派のイメージが強いが、実はスポーツも得意だ。中学時代には50メートル走6秒8を記録した俊足で、クラスの女子からも「足が速くて運動神経がいい」と評判だった。

 だが14歳2カ月でプロになった2016年10月から3年余り。将棋漬けの毎日で、体力面の不安も感じているようだ。

 この日、第61期王位戦予選準決勝に臨み、出口若武四段(24)に97手で勝利。初めての挑戦者決定リーグ入りに王手をかけたが、対局後、報道陣から聖火リレーについて質問されると「最近あまり動いていないので自信がない。精いっぱい走りたいと思います」と苦笑いした。
 普段の対局で“勝負メシ”にこだわる姿勢から「勝負シューズを用意するのでないか?」との質問が飛びだすと「ないです。普段の靴で走ることになると思います」。対局場に履いてくるようなスポーツシューズで走ることを示唆し、自然体を強調。スポーツの祭典の幕開けを世界に発信する役目も、気負わずこなすつもりだ。

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