八村35点、頼もしすぎる!両軍&自己最多「100点に近い」

[ 2019年8月13日 05:30 ]

<日本・ニュージーランド>第2Q、滞空時間の長いシュートを決める八村(右から2人目)=撮影・小海途 良幹
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 バスケットボール男子日本代表(FIBAランク48位)は、ニュージーランド(同38位)に99―89で勝利した。W杯中国大会(31日開幕)に向けた重要な強化試合で、NBAウィザーズと契約後の凱旋試合となった八村塁(21)が35得点と躍動。昨年9月17日のイラン戦以来となる代表通算7試合目の出場で、自己最多得点を記録した。14日には再びニュージーランドと対戦する。

 期待にたがわぬ働きだった。入場券は完売。5610人の観衆を集めた千葉ポートアリーナで、八村が躍動した。26分55秒の出場で、両チーム最多35得点を記録。昨年9月17日のイラン戦以来の代表戦で勝利に貢献し「久しぶりに日本代表として戦えるうれしさがあった。最高の出だしになった。100点に近い?そうかもしれない」と笑顔を見せた。

 立ち上がりから全開だった。開始早々にゴール下でパスを受けてチーム初得点を挙げるなど前半だけで22得点を記録。反則が重なり3分10秒の出場にとどまった第3Qは2得点に終わったが、第4Qは2本の3点シュートを含む11点と量産した。シュート成功率は3点が100%、2点が73・3%と驚異的な数字。フリースローは14本中7本の成功に終わったが「フリースローは苦労したが気にしていない。外れる時は外れるし、これで何かを変えるわけではない」と強調した。
 
 ニュージーランドはW杯アジア予選E組を首位通過した強豪。FIBAランクも日本より格上だが、八村のスピード、パワーに対抗できる選手は皆無だった。スタンドではウィザーズのデビッド・アドキンス・コーチが視察。チームに同行して八村のサポートに当たっており「八村は1対1の状況で何をしなければならないか理解していた。パッションとエナジーがあり、素晴らしいプレーだった」と絶賛した。
 
 八村は7月中旬の帰国後、CM撮影やスポンサー契約会見などコート外で多忙を極めた。W杯前の代表活動期間を最大28日と定めるNBAルールもあり、日本代表への合流は同31日。限られた準備期間で結果を出し「チームでは一番年下だけど、他の先輩に負けないぐらいの経験はしてきているので引っ張るつもり。ディフェンスでもオフェンスでもインパクトを与えるプレーを意識している」と力を込めた。2日の練習で右足首を捻挫した渡辺雄太(グリズリーズ)が欠場したため、ファジーカスを含めた“ビッグ3”の初競演はお預け。W杯、20年東京五輪に向け、夢が膨らむ凱旋試合となった。

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