競歩男子50キロ代表の鈴木雄介「状態は出来上がっている」世界選手権メダル獲得へ自信

[ 2019年8月8日 17:36 ]

世界選手権に向けて練習する50キロ代表の鈴木(左)と20キロ代表の山西
Photo By スポニチ

 陸上の世界選手権(9月27日開幕、ドーハ)に出場する競歩日本代表が8日、北海道千歳市内で練習を公開した。男子50キロ代表で日本記録保持者・鈴木雄介(31=富士通)は「状態は出来上がっていて、あまりここからは無理せずに逆に落とすくらいの気持ち」とメダル獲得へ自信たっぷりに語った。

 この日は男子20キロ代表の山西利和(23=愛知製鋼)と速めのペースで練習。「山西と相談して速い練習を入れようとしました。ドーハに向けてはやれています」と話した。

 先月下旬から今月上旬にかけて荒川の河川敷で五輪を想定したシミュレーション合宿も実施。皇居の五輪コースも試歩したというが、過酷な環境にさすがの鈴木も音を上げ「もし可能なら再考していただきたいというのが、本当に正直なところ」と訴えた。

 シミュレーション合宿では30キロのみだったが、「日なたのコースで50キロ歩ききるのは練習でも相当なきつさ。シミュレーションの感じでは脱水の可能性もある。完歩できるようなレースをしたいですね。選手だけではなく、観客も酷だと思います」と苦笑いした。

続きを表示

2019年8月8日のニュース