最も価値のあるスポーツ・チームは4年連続でカウボーイズ ヤンキースが2位

[ 2019年7月30日 10:29 ]

資産価値1位のカウボーイズの本拠地、AT&Tスタジアム(AP)
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 経済誌「フォーブス」が、プロスポーツ・チームの2019年度版・資産価値ランキングを発表。ニュース専門局のCNNなどが報じているもので、NFLのダラス・カウボーイズが50億ドル(約5450億円)で1位となった。カウボーイズの首位は4年連続。昨季は10勝6敗でプレーオフではNFC準決勝でラムズに22―30で敗れたが、「アメリカズ・チーム」と呼ばれるように米国を代表する位置づけに変化はなく、昨年の視聴率上位50のスポーツ番組のうち、9つまでがカウボーイズの試合だった。

 昨年5位だったヤンキースが46億ドル(約5014億円)で2位に上昇。3位にはレアル・マドリード(42億4000万ドル=約4622億円)、4位にはFCバルセロナ(約40億200万ドル=約4382億円)といずれもスペイン・サッカー界を代表する名門クラブが入った。

 5位はNBAのニューヨーク・ニックス(40億ドル=約4360億円)。昨季はリーグの全30球団の最下位(17勝50敗)だったが、ニューヨークという巨大ビジネス圏の影響もあって高い資産価値を堅持。八村塁(21)が入団したワシントン・ウィザーズは上位50位までにランクインしなかった。

 「ベスト50」の半数以上がNFLのチームで、スーパーボウルの覇者ニューイングランド・ペイトリオッツは38億ドル(約4142億円)で7位。上位50位に入ったのはNBAが9チーム、欧州のサッカー・クラブは8チーム、大リーグは7チームだった。競技別のランキングとチーム数は以下の通り。

 <NFL=26チーム>(1)カウボーイズ、(7)ペイトリオッツ、(10T)ジャイアンツ、(12)ラムズ、(14T)レッドスキンズ、(16)49ers、(19T)ベアーズ、(21)ジェッツ、(22T)テキサンズ、(24)イーグルス、(26)ブロンコス、(27)パッカーズ、(28)ファルコンズ)、(29)レイブンズ、(30)スティーラーズ、(31)シーホークス、(33)ドルフィンズ、(34)レイダース、(35)バイキングス、(36)コルツ、(38T)パンサーズ、(41)チャージャーズ、(46)カージナルズ、(47T)チーフス、(49)ジャガーズ、(50)セインツ

 <NBA=9チーム>(5)ニックス、(8)レイカーズ、(9)ウォリアーズ、(19T)ブルズ、(22T)セルティクス、(37)ネッツ、(38T)ロケッツ、(43)マーベリクス、(44)クリッパーズ

 <サッカー=8チーム>(3)レアル・マドリード、(4)FCバルセロナ、(6)マンチェスター・ユナイテッド、(17)バイエルン・ミュンヘン、(25)マンチェスター・シティー、(32)チェルシー、(42)アーセナル、(45)リバプール

 <大リーグ=7チーム>(2)ヤンキース、(10T)ドジャース、(12T)レッドソックス、(14T)カブス、(18)ジャイアンツ、(38T)メッツ、(47T)カージナルス

 *Tはタイ

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2019年7月30日のニュース