女子78キロ超級 素根、不戦勝でV 組み手克服を自賛

[ 2019年7月30日 05:30 ]

柔道グランプリ(GP)ザグレブ大会 ( 2019年7月28日    クロアチア・ザグレブ )

アゼルバイジャン選手(右)と組み合う素根
Photo By 共同

 女子78キロ超級の素根は、課題の組み手を克服した。

 2月に一本負けした17年世界選手権3位のキンゼルスカ(アゼルバイジャン)に雪辱した準決勝などを自賛。「先に先に攻めることができた。足技を使って、組み手もしっかりできた」と笑みがこぼれた。最重量級で身長1メートル62は低く、懐の深い大型選手を攻めあぐねる展開が難点だった。

 今大会は「釣り手の位置を下げず、突き上げるイメージ」を徹底した。19歳の全日本女王は「自分の力を出し切れば優勝はあると思う」と世界選手権へ自信を深めた。

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2019年7月30日のニュース