松山「歯車狂っている」43位終戦 浮上のきっかけ探求

[ 2019年7月30日 05:30 ]

世界選手権シリーズ フェニックスセントジュード招待最終日 ( 2019年7月28日    米テネシー州 TPCサウンドウインド=7237ヤード、パー70 )

最終ラウンド、1番でバンカーショットを放つ松山
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 30位から出た松山英樹(27=LEXUS)は72と伸ばせず、通算イーブンパーの43位に終わった。今平周吾(26=フリー)は72で通算3アンダーの27位、市原弘大(37=フリー)は通算6オーバーの55位、堀川未来夢(26=Wave Energy)は通算10オーバーの58位だった。65で回ったブルックス・ケプカ(29=米国)が通算16アンダー、264で優勝した。

 決勝ラウンドは2日連続で72と停滞した松山は「いいところも多少はあると思うけど、なかなかそれを生かし切れない。一つ一つのショットは少しずつ良くなっているので、それをつなげていけるか」ともどかしい思いを吐露した。

 最終日は1バーディー、3ボギー。2打目を刻んで3メートルのパットを沈めたパー5の3番が唯一のバーディーだった。4日間のフェアウエーキープ率、パーオン率はともに18位と悪くない。初日を2位発進しながらズルズル後退したことに、「何かがずれている。歯車が狂っているから、こんだけうまくいかない」と伸びない原因を測りかねている。次戦は8月1日に開幕するレギュラーシーズン最終戦、ウィンダム選手権。「場所が変われば何か変わるかもしれない」と浮上のきっかけを探り続ける。

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2019年7月30日のニュース