瀬戸大也、個人メドレーで2冠「前半から積極的に攻めた」「五輪につなげたい」

[ 2019年7月28日 21:29 ]

水泳世界選手権 ( 2019年7月28日    韓国・光州 )

<世界水泳光州2019・競泳8日目>男子400メートル個人メドレー表彰、金メダルを手に笑顔を見せる瀬戸(撮影・会津 智海)
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 水泳世界選手権の男子400メートル個人メドレー決勝が28日、韓国・光州で行われ、瀬戸大也(25=ANA)が4分08秒95で優勝し、この種目の東京五輪代表に決まった。瀬戸は200メートルバタフライで銀、200メートル個人メドレーで金メダルを獲得しており、1大会で個人種目メダル3個は日本勢初快挙。世界選手権で通算4個目の金メダルも日本勢最多となった。

 決勝は前半から主導権を握るも、ラストはリザーランド(米国)の猛追を受けた展開となったが、0秒27差で逃げ切った。

 レース後、瀬戸は「いやあ、かなりバテてしまった。ラッキーな金メダルでした」とコメントも、「(リザーランドの追い上げは)泳いでいて見えてました。追い上げてくるなと思っていたが、来年を見据えて前半から積極的にいくスタンスは変えたくなかった。ビビらずに後半さされないように逃げ切ろうと。後半粘らなかったのは来年までの課題」と冷静に分析した。

 金メダル2個の今大会を振り返り「頑張れば努力は報われると思う。200という難しいレースで金メダルが取れてよかった。来年にしっかりつなげたい」と手応えを語った。

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