ツアー未勝利の堀川未来夢 機構最多タイ6連続バーディー発進!66マークし単独首位発進

[ 2019年6月6日 18:55 ]

男子ゴルフツアー 日本ツアー選手権森ビル杯第1日 ( 2019年6月6日    宍戸ヒルズCC )

<日本ゴルフツアー選手権初日>8番、ティーショットを放つ堀川未来夢(撮影・沢田 明徳)
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 ツアー未勝利の堀川未来夢(26=Wave Energy)が5アンダー、66をマークし単独首位発進した。出だしから圧巻の6連続バーディーで飛び出し、後半は1ボギーに抑えた。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)によると、堀川のスタートホールからの6連続バーディーは、同機構発足の1999年以降では最多タイ記録。過去には、2014年ダンロップフェニックス最終日のC・ストラウド(米国)、2016年レオパレス21ミャンマーオープン第3ラウンドのS・ノリス(南アフリカ)が達成している。

 「1から6番までがサービスホールなのでそこで伸ばす」。思惑どおり序盤はチャンスにつけバーディーラッシュを決めた。1番で1メートル。2番で3メートルを沈めると、3番パー3は第1打をカップの奥4メートルに運び、冷静にバーディーパットを決めた。4番は第1打を右の深いラフに入れたが、8Iを手に力強いショットでピン右4メートルにつけてまたもバーディー。5番でも伸ばすと6番はピンそばにつけて一気に6アンダーとした。なかなかパーオンできなかった後半は12番でボギーをたたくも、難関の17番もラフからの第2打を無理せずレイアップしパーセーブ。「できすぎたスタートダッシュ」と目を細めた。

 4月の東建ホームメイト・カップで、この日も一緒に回った尾崎将司からパッティングのアドバイスを受けた。グリップの位置や脇の甘かったフォームを修正。ジャンボは5番の第1打を打った直後に棄権したが「少しだけでしたが、(成長したパットを)披露できて良かった」とうれしそうな表情を見せた。

 昨秋は最終日に優勝争いをしながら最終ホールでミスをして優勝に手が届かなかった。来週の全米オープンへの大事な試合だが「あまり意識すると空回りする。きょうみたいなプレーができればチャンスあるかな」と密かに初Vへの思いものぞかせた。

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2019年6月6日のニュース