延々組手争い両者反則負け 大迫審判長「断腸の思い」

[ 2019年4月30日 05:30 ]

柔道 全日本選手権 ( 2019年4月29日    日本武道館 )

両者反則負けとなった佐藤(左)と熊代
Photo By 共同

 この日の3回戦で両者反則負けという珍事が発生した。

 佐藤―熊代の実力者同士の一戦は、お互い組み手争いに終始し技が出ず。指導3ずつを受けて両者が失格した。全日本選抜体重別や国際大会では例があるが、日本最高峰の舞台では初めての結末。大迫審判長は、今大会は指導を与えるまで時間をかける方針だったことも明かし「予選を勝ち上がって立った舞台で、この試合は…。審判団としても断腸の思いだった」とした。

続きを表示

2019年4月30日のニュース