76ersが敵地でラプターズを撃破 トロントでの連敗を14で阻止

[ 2019年4月30日 12:07 ]

30得点を挙げた76ersのバトラー(AP)
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 NBA東地区のプレーオフは29日にカナダ・トロントで準決勝シリーズの1試合を行い、3位の76ersが94―89(前半51―38)で地元の2位ラプターズを下して1勝1敗。敵地トロントでのこのカードの連敗を「14」でくい止めた。

 ジミー・バトラー(29)がチーム最多の30得点を稼ぎ、勝負どころの第4Qには12得点をマーク。残り5分44秒で13点をリードしながら残り46・7秒に1点差まで詰め寄られたが、この日12得点のジョエル・エンビード(25)が正面からの1対1でマーク・ガソル(34)を振り切って貴重なシュートを決めた。

 ラプターズの今ポストシーズンでの連勝は5でストップ。第1戦でプレーオフ自己最多の45得点を挙げたカワイ・レナード(27)が35得点、29得点だったパスカル・シアカム(25)が21得点をマークして猛追したが、あと一歩およばなかった。

 NBA10季目で3点シュートの成功率が自己最高の45・5%に達していたダニー・グリーン(31)は、残り1分1秒と10・3秒で巡ってきた同点機に「キャッチ&シュート」で放った3点シュートをいずれも失敗。第2戦では6本中1本の成功に終わり(3得点)、最大19点差からの逆転勝利はものにできなかった。

 なおこのシリーズの第3戦と第4戦は、場所を76ersの本拠地フィラデルフィアに移して2日と5日に行われる。

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