グレコ55キロ・片桐、銀メダル 決勝僅差「次は絶対に優勝する」 

[ 2019年4月28日 05:30 ]

ウズベキスタン選手(左)に敗れた片桐大夢(共同)
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 レスリングのアジア選手権は27日、中国・西安で男子グレコローマン5階級を行い、非五輪階級の55キロ級で片桐大夢(20=拓大)が2位に入った。77キロ級の小路直頌(25=自衛隊)と87キロ級の角雅人(25=自衛隊)はともに2回戦で敗れ、敗者復活戦から進出した3位決定戦でも敗れて4位だった。(西安・中出 健太郎)

 シニア国際大会初出場の片桐が銀メダルを獲得した。初戦はフォール勝ち、準決勝は豪快なそり投げの連発で逆転勝ちしたが、決勝では1―1ながらラストポイントの差で敗れ「研究されて攻め切れなかった。次は絶対に僕が優勝する」と誓った。静岡県浜松市の実家が美容院で、レスリング選手には珍しいスパイラルパーマ姿。中学まで取り組んだ柔道仕込みの投げ技が得意で「技を増やして国内で敵なしになって、世界の1位も獲りたい」と意気込んだ。

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2019年4月28日のニュース