みまひな、2ゲーム先取も逆転負け “中国の壁”痛感「勝てない何かがある」

[ 2019年4月28日 23:14 ]

卓球・世界選手権個人戦第8日 ( 2019年4月28日    ハンガリー・ブダペスト )

女子ダブルス決勝を戦う伊藤(右)と早田(撮影・吉田剛)
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 卓球の世界選手権は28日、女子ダブルス決勝が行われ、伊藤美誠(18=スターツ)・早田ひな(18=日本生命)組は、孫穎莎・王曼イクの中国ペアに2―4で敗れ、52年ぶりの日本人女子ペア金メダル獲得を逃した。

 2ゲームを先取し、52年ぶりの偉業に大きく近づいた伊藤・早田組。しかし、そこから中国ペアに4ゲーム連取を許して逆転負けを喫した。伊藤は第2ゲームまでを「ほぼ完璧だった」と振り返り、「ああなると中国ペアは何かを変えてくる。対応できなくなって、自分たちの良さも段々と出せなくなった」と敗因を語った。

 早田は「2ゲームを先取して勝つチャンスはあった。中国人選手に勝てない何かがあると思った」と“中国の壁”を痛感した様子。伊藤は「ここを勝てないともっと上にはいけない」と雪辱を誓い、早田も「前回の銅メダルから成長した部分はある。世界一を目指して頑張りたい」と決意を述べた。

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