ソフト上野、顔面骨折 打球受け入院、全治不明

[ 2019年4月28日 13:31 ]

 2008年北京五輪でソフトボールの金メダルにエースとして貢献した上野由岐子(36)=ビックカメラ高崎=が27日の試合で打球を受けて顔面骨折していたことが28日、分かった。チームの岩渕有美監督が同日、群馬県太田市内で記者会見し明らかにした。

 岩渕監督によると、日本リーグ女子のデンソー戦で、ピッチャーライナーが左あごに当たった。上野は入院しており、全治は不明。手術することになるかどうかも未定という。

 同監督によると、上野がマウンド上で打球が当たって負傷するのは初めてとみられる。「試合中に起きたことなので、防ぎようがないというのか、なんとも言えない気持ちだ」と話した。上野からは28日の試合前に「チームが勝つためにパワーを送っておきました」とのメールが届いたという。

 3大会ぶりにソフトボールが五輪に復帰する20年東京五輪の日本代表で、上野は大黒柱として期待されている。(共同)

続きを表示

2019年4月28日のニュース