ラプターズがペイサーズに連勝 シアカムがプレーオフ自己最多の30得点

[ 2019年4月20日 13:22 ]

30得点をマークしたラプターズのシアカム(AP)
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 NBAは19日にプレーオフ1回戦の3試合を行い、東地区2位で今秋のプレシーズンゲームでの来日が決まっているラプターズが、敵地オーランドで7位マジックを98―93(前半48―45)で振り切って2勝1敗。地元トロントでの第1戦は101―104で敗れたが、その後は白星を2つ並べた。

 プレーオフで通算4連敗中だった第3戦では、3季目のフォワード、パスカル・シアカム(25=2メートル6、104キロ)が、42分出場してプレーオフ自己最多となる30得点と11リバウンドをマーク。第4Qの残り1分33秒には、ドライブインからのフローターを決めてリードを6点に広げるなど、好守両面で活躍が光った。

 ラプターズの大黒柱で今季年俸が2311万ドル(約25億9000万円)に達しているカワイ・レナード(27)は37分で16得点、10リバウンド。このシリーズの3戦合計でレナードが78得点、20リバウンドとなっているのに対し、今季の年俸がレナードの約15分の1(154万ドル=約1億7000万円)のシアカムは73得点、30リバウンドを稼いでおり、年俸の格差はあるものの今やチームを支える二枚看板的な存在になっている。

 マジックは球宴に出場したニコラ・ブーチェビッチ(28)が22得点と14リバウンド、かつてラプターズに5季在籍したテレンス・ロス(28)が24得点を稼いだものの惜敗。7季ぶりに迎えたポストシーズンだが、シリーズ制覇への可能性を残すにはオーランドで行われる21日の第4戦を勝っておきたいところだ。
 
 <その他の結果>

 ▼東地区=(4)セルティクス(3勝)104―96(5)*ペイサーズ(3敗)
 ▼西地区=(6)*サンダー(1勝2敗)120―108(3)トレイルブレイザーズ(2勝1敗)
 *はホームチーム 数字は地区シード順

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2019年4月20日のニュース