リオ五輪4位藤森 ドーピング陽性反応 日本選手権出場できず

[ 2019年3月30日 05:30 ]

 日本水泳連盟は29日、16年リオデジャネイロ五輪競泳男子200メートル個人メドレー4位の藤森太将(27=木下グループ)がドーピング検査で陽性反応を示したことを発表。藤森は任意の資格停止処分に服することを決め7月の世界選手権(韓国・光州)の選考会となる4月の日本選手権(2~8日、東京辰巳国際水泳場)には出場できない。昨年12月に中国で行われた世界短水路選手権の際に禁止物質が検出され、その後予備のB検体も陽性だった。

 藤森は200メートル、400メートルの個人メドレーの世界選手権代表の有力候補だった。水泳連盟を通じ「検出された禁止物質は、私が意図的に摂取したものではありません。大変驚きショックを受けております」とのコメントを発表。薬、サプリメントも摂取しておらず原因は分かっていない。処分期間次第では20年東京五輪出場の夢が絶たれる可能性もある。

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