ウォリアーズが延長でティンバーウルブスに苦杯 最後にデュラントが痛恨の反則

[ 2019年3月30日 15:18 ]

11本の3点シュートを決めたウォリアーズのカリー(AP)
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 NBAは29日に各地で6試合を行い、西地区全体首位のウォリアーズは敵地ミネアポリスで延長の末にティンバーウルブスに130―131(前半68―54、延長15―16)で敗れて51勝24敗。同2位ナゲッツがサンダーに勝ったため、両者のゲーム差はなくなった。

 ウォリアーズは前半で14点をリードしていたものの、第3Qで18―32と失速。延長(5分)では残り1分41秒で9点を追う展開となりながら、この日11本の3点シュートを決めて37得点を挙げたステフィン・カリー(30)が、その“長距離砲”を3本連続で決めて残り0・8秒に130―130と同点に追いついた。

 しかし残り0・5秒、スローインからプレーでハイポスト付近からゴール下に走りこんだセンターのカールアンソニー・タウンズ(23)に対し、ケビン・デュラント(30)がユニフォームをつかんで痛恨の反則。タウンズは1本目のフリースローを決めたあと、2本目を故意に外してタイムを流して勝利を収めた。

 ティンバーウルブスは34勝41敗。アンドリュー・ウィギンス(24)が24得点、タウンズは15得点、13リバウンド、7アシストを稼いで勝利に貢献した。

 西地区全体2位のナゲッツは敵地オクラホマシティーでサンダーを115―105(前半56―52)で退けて51勝24敗。2日には敵地オークランドでのウォリアーズ戦が控えており、プレーオフの西地区第1シードをかけた大一番となりそうだ。

 サンダーはこのカード、今季4戦全敗で44勝32敗。ラッセル・ウエストブルック(30)が27得点、9リバウンド、9アシストをマークしたが、西地区全体8位に順位を下げた。

 西地区全体3位のトレイルブレイザーズは、センターのユスフ・ナーキッチ(24)を左足首の骨折で失いながらも、ホークスを下して6連勝。ここ10戦では9勝目を挙げ、同4位ロケッツに0・5ゲーム差をつけた。

 <その他の結果>

*セルティクス(45勝31敗)114―112ペイサーズ(45勝31敗)
トレイルブレイザーズ(48勝27敗)118―98*ホークス(27勝49敗)
*ジャズ(46勝30敗)128―124ウィザーズ(31勝46敗)
*レイカーズ(34勝42敗)129―115ホーネッツ(35勝40敗)
 *はホームチーム

 <プレーオフ進出確定チーム>

 ▼東地区=(1)バックス、(2)ラプターズ、(3)76ers、(4)セルティクス、(5)ペイサーズ
 ▼西地区=(1)ウォリアーズ、(2)ナゲッツ、(3)トレイルブレイザーズ、(4)ロケッツ、(5)ジャズ、(6)クリッパーズ

 *数字は29日現在の地区全体順位。プレーオフには東西両地区各8チームが進出

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