八村「五輪はバスケットでのゴールの1つ」

[ 2019年3月30日 12:49 ]

準々決勝を前に取材に応じる八村(撮影・奥田秀樹通信員)
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 バスケットボール男子の全米大学選手権(NCAAトーナメント)でベスト8入りし、4地区の勝者による準決勝「ファイナル4」進出にあと1勝と迫った西地区第1シードのゴンザガ大が29日、米カリフォルニア州アナハイムのホンダセンターで練習し、30日の準々決勝(西地区決勝)テキサス工科大戦に備えた。

 17得点をマークした28日のフロリダ州立大との3回戦で前半にひじ打ちされ、出血した鼻について聞かれた八村塁(21)は「大丈夫です」と答えたあと、「試合中は、相手はわざとじゃないと思っていたんですけど、ホテルでビデオを見たら完全にやられていた。ちょっとむかついたんですけど、試合に勝ったんでいいです」と笑いながら明かした。

 西地区第3シードのテキサス工科大については「ディフェンスのチーム。NCAAの中でも凄くいい。でも、どこからでも攻められて、4番と5番が凄く動けてという、僕らみたいなチームと戦ったことがない。僕たちの持ち味をしっかり出すために、僕も最初からアグレッシブに行きたい」と積極的にシュートを打っていくと宣言した。

 また、2020年東京五輪出場について米国人記者について問われると、「五輪でプレーすることも、バスケットをやっていく上でゴールの1つだった。バスケットを始めたばかりの頃に、周りが五輪のことを言っていて、出てみたいと思った。それが今、来年に迫っている。とてもエキサイトしている」と話した。

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