貴景勝の高校恩師、口上で埼玉栄の教え触れ「鳥肌立った」

[ 2019年3月28日 05:30 ]

貴景勝 大関昇進

大関昇進伝達式で口上を述べる貴景勝。右は千賀ノ浦親方(撮影・亀井 直樹) 
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 貴景勝の埼玉栄高相撲部時代の恩師、山田道紀監督(53)は伝達式の口上で教え子が「感謝の気持ちと思いやりを…」と相撲部の教えに触れたことについて「高校の時のことを言ってくれるとは思わなかった。鳥肌が立った」と感慨深げに話した。

 貴景勝は故郷の兵庫を離れ、進学。最初は新大関自ら「生意気だった」と認めるほどだったが、「(山田監督は)ケガをしたときも毎日お弁当を作って病院に来てくれた。人間的な温かさを凄く感じた」と、高校時代に礼儀の大切さや周囲への感謝の重要性を学んだという。

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2019年3月28日のニュース