佳純「勇気を持って」美誠破る、トップ12制して26歳好スタート

[ 2019年3月3日 19:53 ]

卓球ジャパン・トップ12大会最終日 ( 2019年3月3日    宮城・カメイアリーナ仙台 )

<ジャパントップ12・女子決勝>優勝し、笑顔の石川(撮影・吉田 剛)
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 世界選手権(4月、ハンガリー)のシングルス日本代表が出場し、女子は石川佳純(全農)が2年ぶり4度目の優勝を飾った。初戦となった準決勝で加藤美優(日本ペイントホールディングス)を破ると、決勝では伊藤美誠(スターツ)を撃破。「きょうは最初から最後まで勇気を持ってプレーできた」と振り返った。

 1月の全日本選手権ではシングルスでまさかの16強止まり。大会最終日を待たずに姿を消したことで、いつもより長い1週間をオフに充てた。「久しぶりにゆっくり休んだ」。心身ともに充電し、2月のTリーグで活躍。2月23日に誕生日を迎え、26歳最初の実戦となった今大会を制し、「26歳のいいスタートが切れた」と笑った。

 17日のTリーグファイナルを終えると、ワールドツアーカタール・オープンで20年東京五輪の代表争いが本格的にスタートする。「五輪は何回経験しても狭き門。全てを懸けてこその代表権。この優勝をいい自信に変えたい」と東京ロードを見据えた。

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