ゴンザガ大が20連勝でレギュラーシーズンを終了 八村は17得点 カンファレンス内全勝は5度目

[ 2019年3月3日 14:42 ]

セントメリーズ戦で17得点をマークしたゴンザガ大の八村(AP)
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 全米大学男子バスケットボールのAP通信とコーチ協会の両ランキングの1位ゴンザガ大は2日、敵地カリフォルニア州モラガでセントメリーズ大と対戦。レギュラーシーズン最終戦では苦戦し、前半で2度4点差を追う展開となった。しかし後半で盛り返して69―55(前半36―34)で勝利を収めて今季29勝2敗。八村塁(3年)は17得点、8リバウンドをマークし、チームは20連勝を飾って全日程を終了した。

 所属のウエストコースト・カンファレンス(WCC)内ではすべて2ケタ点差をつけて16戦全勝。ゴンザガ大がWCCで全勝したのはすべてマイク・フュー現監督(56)の下で通算5回目(03、05、08、12、18各シーズン)となった。八村入学後の3シーズンは通算で50勝2敗。WCC内では圧倒的な力の差を見せつける3年間になった。

 セントメリーズ大には2月9日にホームで対戦して94―46で圧勝していたが、敵地でのゲームではなかなかリズムをつかめない展開。3点シュートは前半3分43秒に八村が最初の1本を決めてから後半の終盤まで連続9本を外すなど精彩を欠いた。それでも後半に入ってディフェンスで相手を圧倒。八村は前半ではフィールドゴール(FG)を6本すべて成功させ、39分の出場で10本中7本(うち3点シュートは2本中1本)をリングに沈めた。フリースロー(FT)も2本とも成功。8リバウンドと2スティールも記録して攻守両面でチームを支えた。

 セントメリーズ大の連勝は5で止まって20勝11敗。WCC内では11勝5敗の2位で全日程を終えた。

 八村の個人成績は今季平均20・6得点(昨季11・6)、6・7リバウンド(昨季4・7)。シュートの成功率はFGが61・3%(昨季56・8%)、3点シュートは46・7%、FTは75・3%となった。

 なお10チームが所属するWCCは7日からネバダ州ラスベガスでカンファレンス・トーナメントに突入。第1シードのゴンザガ大と第2シードのセントメリーズ大は11日の準決勝から登場し、12日の決勝で勝ったチームが全米大学選手権(NCAAトーナメント)への無条件での出場権を得る。ゴンザガ大は8季連続のWCC第1シード。カンファレンス・トーナメントでは7季連続の優勝を目指しての登場となる。

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2019年3月3日のニュース