豊ノ島 スクワットなどで鍛錬 実戦稽古は「やる!と決めたときに」

[ 2019年2月28日 13:34 ]

土俵まわりで、体を動かす豊ノ島
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 左アキレス腱断裂の大ケガを乗り越え、全休した16年名古屋場所以来となる幕内復帰を果たした豊ノ島(=時津風部屋)が28日、大阪市内の同部屋で朝稽古した。実戦的な三番稽古や申し合いはしなかったが、中に水を入れた体幹トレーニング用のバッグを持ってのスクワットなどで体をつくった。

 「(相撲を取る稽古は)やろうかな、くらいの気持ちでは、やりたくない。今日も途中でちょっと、やろうかなとも思ったけど。やる!と決めたときにやりたい。ガンガンやってケガするのも怖い。35歳だし歳に合った動かし方で。はじめからタイミングを決めてやったりせずに」

 幕内で相撲をとれば、16年夏場所以来。再入幕までの間に、激闘を繰り広げてきた日馬富士、稀勢の里、豪風らのベテランがが土俵を去った。いつのまにか、幕内では36歳の嘉風に次ぐ年長になった。大ベテランは、その日の気持ちや体調に合わせて自然体での調整で、春場所に臨む。

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