国際陸連 世界ランキング制導入、男子20キロ競歩の池田が1位

[ 2019年2月28日 05:30 ]

競歩の池田向希
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 国際陸連は26日、世界ランキング制度を導入したことを発表し、19日付で男子は20キロ競歩の池田向希(東洋大)が1位、50キロ競歩の荒井広宙(埼玉陸協)が2位となった。

 記録と順位を大会の格付けも加味して得点化し、毎週更新する。大半の種目は直近1年の5大会、マラソンや1万メートルは1年半の2大会が対象。100メートルの山県亮太(セイコー)は18位、桐生祥秀(日本生命)は25位。マラソンの大迫傑(ナイキ)は22位。全種目通じた1位は男子が200メートルのノア・ライルズ(米国)、女子は3000メートル障害のベアトリス・チェプコエチ(ケニア)となった。

 世界ランキングは9〜10月の世界選手権(ドーハ)の参加資格には適用せず、従来通り参加標準記録を設定。20年東京五輪の出場資格獲得における適用は、3月の理事会で判断する。国際陸連のコー会長は「世界のNo・1は誰か、全ての人が知ることができる」と述べた。

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