レイカーズのジェームズが屈辱的な黒星 自身ワーストの42点差敗戦

[ 2019年2月6日 15:13 ]

ダンクに持ち込むレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAレイカーズのレブロン・ジェームズ(34)は5日、敵地インディアナポリスでペイサーズと対戦したが、94―136(前半46―69)で大敗。42点差敗戦はプレーオフで過去2回経験している36点差(08年1回戦のウィザーズ戦と13年ファイナルのスパーズ戦)を超える自身ワースト記録となってしまった。

 レギュラーシーズンでの過去ワーストは、いずれもキャバリアーズに在籍していた07年11月28日のピストンズ戦と、17年1月16日のウォリアーズ戦で記録していた35点。左脚付け根の故障から復帰2戦目となったこの日は30分の出場で18得点、7リバウンド、9アシストをマークしたが、第3Q残り2分6秒でベンチに下がったあとはコートには戻らなかった。

 それでもNBA16季目で史上5人目となる通算3万2000得点を突破(3万2008得点)。歴代4位のマイケル・ジョーダン(元ブルズ)にはあと284得点まで迫ってきた。

 レイカーズは27勝27敗。ここ8戦で6敗目を喫して勝率は5割となり、昨年11月11日(7勝6敗)から維持してきた「貯金」がついに枯渇した。

 ペイサーズは得点リーダーだったビクター・オラディーポ(26)を膝の負傷で失ってから4連敗を喫していたが、その後は3連勝と盛り返して35勝19敗。3点シュートの成功率はレイカーズの19・0%に対して55・9%にまで達し、チーム記録に並ぶ19本(試投34本)を成功させて圧勝した。

 一方、サンダーのラッセル・ウエストブルック(30)は地元オクラホマシティーでのマジック戦で16得点、15リバウンド、16アシストをマーク。自己最長となる7試合連続でトリプルダブル(今季20回目、通算124回目)を達成した。

 球宴に先発するポール・ジョージ(28)も39得点を記録。西地区全体3位のサンダーは132―122(前半62―69)で勝利を収めて34勝19敗となり、ここ9戦では8勝目を挙げた。

 マジックは22勝32敗。前半では7点をリードしたが第3Qで23―36と失速し、今季2度目の3連勝を逃した。

 キャバリアーズを退けたセルティクスは5連勝。二ックスは地元ニューヨークでピストンズに敗れて14連敗を喫し、ホームではチーム・ワーストとなる15連敗となった。

 <見出し>

*グリズリーズ(22勝33敗)108―106ティンバーウルブス(25勝28敗)

クリッパーズ(30勝25敗)117―115*ホーネッツ(26勝27敗)

セルティクス(35勝19敗)103―96*キャバリアーズ(11勝43敗)

ピストンズ(24勝29敗)105―92*ニックス(10勝43敗)

ラプターズ(39勝16敗)119―107*76ers(34勝20敗)

ヒート(24勝27敗)118―108*トレイルブレイザーズ(32勝20敗)

 *はホームチーム

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