日大悪質タックル問題 内田前監督らの嫌疑認められず

[ 2019年2月6日 05:30 ]

 日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、警視庁は5日、傷害容疑で告訴された内田正人前監督(63)と井上奨前コーチ(30)の嫌疑は認められないとの捜査結果を東京地検立川支部に書類送付した。また同日、反則行為のタックルをした宮川泰介選手(20)を傷害容疑で書類送検した。負傷した関学大の選手側との間では示談が成立している。3人とも不起訴となる見通し。

 捜査関係者によると、警視庁は宮川選手の陳述書や内田前監督らの聴取内容に加え、約200人の部員らの証言、試合映像を慎重に調べ、厳密な客観証拠が求められる刑事捜査では、明確な違法行為の指示は認められないと判断した。

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2019年2月6日のニュース