相撲協会、関取対象に研修会実施 不祥事の再発防止へ

[ 2019年2月6日 05:30 ]

暴力問題の再発防止などを目的とした研修会に臨む(左から)横綱白鵬関、横綱鶴竜関ら
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 日本相撲協会は暴力問題など不祥事の再発防止に向けた「研修ウイーク」の2日目として両国国技館で十両以上の関取を対象に研修会を行った。日本スポーツ法学会理事の棚村政行・早大教授が講師を務め、関係者によると、暴力を用いた問題解決策のマイナス面などを説明した。

 力士会会長の横綱・鶴竜は研修会後に取材に応じ「関取衆も若手も裏方も自分は関係ないと思わず、自覚してやってもらいたい。(暴力などを)見かけたら報告することが、事が大きくなるのを防ぐ。チクリは悪いことじゃない」と訴えた。

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