日本 中国下しデ杯本戦進出決定 ダニエル、最終戦フルセットの末粘り勝ち

[ 2019年2月2日 18:32 ]

ダニエル太郎
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 テニスの男子国別対抗戦、デビス杯(デ杯)の本戦進出決定戦は2日、中国・広州でシングルス2試合が行われ、西岡良仁(23=ミキハウス)とダニエル太郎(26=エイブル)がともに勝って、3勝2敗としてデビス杯本戦(11月、マドリード)に進出した。

 前日1日を1勝1敗で終えた日本はこの日第1試合のダブルスで内山靖崇(26=北日本物産)、マクラクラン勉(26)組が7―5、5―7、4―6で逆転負けし、後がなくなった。だが、世界ランキング66位の西岡が中国の新鋭で同309位ウ・イビン(19)に6―2、6―0でストレート勝ちし、勝負の行方は最終戦に持ち込まれた。ダニエルも、前日西岡に勝った世界262位の李哲(32)を6―3、6―7、6―3で下した。エース錦織圭(29=日清食品)は外れている。

 デ杯は昨年までは世界の上位16カ国によるワールドグループの1回戦から決勝までを1年かけて実施したが、今年からの新方式は、予選ラウンドを勝ち抜いた12カ国に自動的に本戦出場が決定しているクロアチア、フランス、米国、スペイン、アルゼンチン、英国の6カ国を加えた18カ国で、11月の1週間で王者を決める。従来は5セット制で行われた試合が3セット制となる。

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2019年2月2日のニュース