NBA球宴にウェイドとノビツキーが出場 シルバー・コミッショナーが特別枠で選出

[ 2019年2月2日 11:22 ]

特別指名で球宴リザーブ・メンバーに加わったウェイド(AP)
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 NBAのオールスターゲーム(17日=ノースカロライナ州シャーロット)に出場するメンバーに、ヒートのドウェイン・ウェイド(37)とマーベリクスのダーク・ノビツキー(40)の2人が追加で選出された。

 アダム・シルバー・コミッショナーが1日に「特別枠」として選んだもので、ともにファイナルでの優勝とMVPを経験しているベテランをリザーブ・メンバーに加えた。

 ヒート時代に3度のファイナル制覇(06、12、13年)を達成しているウェイドは今季限りでの引退を表明しており、球宴では通算13回目の出場。マーベリクス一筋に21シーズン目を迎え、11年のファイナルでMVPとなっているドイツ出身のノビツキーは去就についてはまだ何も語っていないが、今季限りでの引退が濃厚。それを考慮してシルバー・コミッショナーはウェイドとともに球宴メンバーに加えたものと見られている。

 ウェイドはレギュラーシーズンでは1021試合に出場して平均22・2得点。08年シーズンには平均30・2で得点王に輝いたが、ここ3シーズンはベンチ・プレーヤーとして出場しており、今季は39試合で13・8得点となっている。

 ノビツキーは通算1491試合に出場して21・0得点、3点シュートの成功率は38・2%という成績を残しているが、出場機会が減った今季は20試合で自己最少の4・4得点にとどまっている。

 なお球宴のチーム編成は東西両地区で最多得票を集めたバックスのヤニス・アデトクンボ(24)とレイカーズのレブロン・ジェームズ(34)の両キャプテンが7日にドラフト形式で選手をピックアップする。

 ファン、選手、メディアの投票で選出された先発陣は両選手を除いて残り8人。リザーブ選手はウェイドとノビツキーが加わった段階で計16人となったが、東地区から選出されたペイサーズのビクター・オラディーポ(26)は膝の負傷で今季の出場は絶望となっており、試合でプレーできるのは計15人となっている。

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