貴ノ岩おい、20歳スフバトが尾上部屋からデビューへ!埼玉栄高時代に関東準V

[ 2019年2月2日 16:11 ]

断髪式を終えた元貴ノ岩(左)からエールを贈られたスフバト
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 大相撲の元幕内・貴ノ岩のおいで、埼玉栄高相撲部で活躍したモンゴル出身のガルダン・スフバト(20)が尾上部屋からデビューすることが2日、明らかになった。既に尾上部屋で生活しており、外国出身者に課せられる6カ月間の研修期間を経て、夏場所(5月12日初日、両国国技館)の新弟子検査を受検する見通しだ。

 スフバトは、5人きょうだいの末っ子である元貴ノ岩の2番目の兄の長男。相撲留学した埼玉栄高では元横綱・大鵬の孫の納谷(大嶽部屋)、琴手計(佐渡ケ嶽部屋)らと同期で、3年だった17年の全国高校総体で団体3位となり、個人では体重別の関東大会で準優勝した実績を持つ。豪栄道、貴景勝ら多くの力士を輩出している埼玉栄・山田敏紀監督も「強くなる」と期待を寄せる存在だ。

 日本相撲協会は、外国出身力士は1部屋1人と定めており、受け入れ先が決まるまでは元貴ノ岩が所属していた旧貴乃花部屋で稽古を積んでいた。20歳の誕生日だったこの日は元貴ノ岩の断髪式に参加。断髪式の後のパーティーでは、その叔父からエールを贈られた。

 先に角界入りした同期の納谷らは幕下まで番付を上げており「早くみんなに追いつきたい」と意欲を示している。

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2019年2月2日のニュース