渡辺雄太がNBAで戦列復帰も出番はなし グリズリーズはヒートに苦杯

[ 2018年12月15日 14:56 ]

ゴール下でヒートの2選手にマークされるグリズリーズのコンリー(AP)
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 NBAグリズリーズと「2―WAY契約」を締結している渡辺雄太(24)は14日に地元メンフィス(テネシー州)で行われたヒート戦で今季7回目のベンチ入り。Gリーグ・ハッスルの試合で被った脳振とうからの復帰プログラムを終えて戦列に復帰した。しかし出番は最後までなくNBA3試合目の出場はおあずけとなった。

 グリズリーズはガードのマイク・コンリー(31)が22得点と8アシストをマークしたものの、97―100(前半49―51)で敗れて16勝12敗。ここ4戦で3敗目を喫した。

 一方、グリズリーズ傘下のGリーグ・ハッスルは敵地オクラホマシティー(オクラホマ州)でオクラホマシティー・ブルーと対戦したが、111―119(前半50―52)で敗れて9勝7敗。連勝は4でストップし、Gリーグ全27チームの中で最高勝率を誇っているブルーは13勝3敗となった。

 グリズリーズに勝ったヒートは12勝16敗。ジョシュ・リチャードソン(25)とケリー・オリニク(27)が18得点を稼ぎ、3試合に白星を挙げた。

 王者ウォリアーズは敵地サクラメントでキングスに130―125(前半76―64)で競り勝って西地区ではトップを切って20勝(10敗)に到達。第3Q終了時点で6点をリードしながら、第4Q残り4分23秒で10点差を追う展開となったが、ここから17―2と圧倒してキングスを振り切った。

 ステフィン・カリー(30)は34得点、ケビン・デュラント(30)は33得点をマーク。27得点のクレイ・トンプソン(28)は123―125で迎えた残り39・6秒に値千金の3点シュートを決めた。

 キングスは15勝13敗。バディー・ヒールド(24)が27得点、ディアーロン・フォックス(20)が25得点を稼いで場内を沸かせたが、最後の詰めを欠いて惜しい星を落とした。

 ホークスに快勝したセルティクスは8連勝を飾り、敵地で76ersを退けたペイサーズは6連勝。ウィザーズを退けたネッツは8連敗のあと4連勝と盛り返してきた。

 <その他の結果>

*セルティクス(18勝10敗)129―108ホークス(6勝22敗)

ニックス(9勝21敗)126―124(延長)*ホーネッツ(14勝14敗)

*ネッツ(12勝18敗)125―118ウィザーズ(11勝18敗)

バックス(19勝9敗)114―102*キャバリアーズ(7勝22敗)

ペイサーズ(19勝10敗)113―101*76ers(19勝11敗)

 *ナゲッツ(19勝9敗)109―98サンダー(17勝10敗)

*トレイルブレイザーズ(16勝13敗)128―122ラプターズ(23勝8敗)

 *はホームチーム

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2018年12月15日のニュース