栃ノ心 沖縄での冬巡業で奮闘 朝稽古で8戦全勝、幕内トーナメントでもV

[ 2018年12月15日 18:00 ]

幕内トーナメントを制した栃ノ心
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 大相撲の冬巡業が15日、沖縄県宜野湾市で行われ、大関・栃ノ心(31=春日野部屋)が奮闘した。朝稽古では横綱、大関でただ一人相撲を取り、平幕の朝乃山、輝を相手に8戦全勝。鋭い踏み込みからすぐに左上手を引いて前に出るなど、力強さを見せて圧倒した。16人が参加した幕内トーナメントでも、決勝で関脇・御嶽海を寄り切って優勝した。

 今年は1月の初場所の初優勝に始まり、5月の夏場所後には大関に昇進した。ただ、右足親指の負傷で新大関場所で休場するなど、59勝で年間最多勝を獲得したものの納得できない場所が続いた。それだけに、来年の目標は「ケガをしないように。もっと勝たないと」と語り、フル稼働で結果を求めていくことにこだわっていく。

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