ゴルフ 複雑ルール簡素化 19年から旗竿を立てたままパットOK

[ 2018年12月15日 05:30 ]

<ゴルフ新ルール>19年からグリーン上で旗竿を立てたままのパットが可能に
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 来年から適用されるゴルフの新ルールの説明会が14日に都内で行われ、ゴルフ関係者約250人が出席した。ゴルフ規則を統括するR&Aからはルール委員会委員長のデイビッド・ボンソール、統括ディレクターのデイビッド・リックマン両氏が来日。ボンソール氏は大幅なルール変更の狙いを「ゴルフ人口減少の一つの要素に、複雑なルールというものがある。近代化したスポーツと思っていただけるルール変更になっていると思う」と話した。

 主なルール変更点として、競技人口減少に歯止めをかける狙いが見受けられる。例えばバンカー内でアンプレアブルを宣言し、2罰打でバンカーの後方の外側からプレーできるという点は初心者を意識した変更。また、プレーのスピードアップなどのためにグリーン上でパットする際に、旗竿を立てたままパットすることも可能となった。もちろん、新ルールはプロツアーでも適用される。トーナメントでも多く見られるが、スタンスをとった後にキャディーが後方に立つ行為には2罰打が科されることとなる。大きく変わった新ルールがどのような影響を与えるのか、注目が集まる。

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2018年12月15日のニュース