堀奈津佳 不振から16、17年は年間獲得賞金額は0円も36試合ぶりの予選通過で光明

[ 2018年12月15日 18:11 ]

抽選で当選したファンにミニレッスンを行う堀奈津佳
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 プロゴルファー・堀奈津佳(26=フリー)が15日、大阪市の大丸心斎橋店で契約するサマンサタバサの年末恒例イベントに参加し、同社契約プロの香妻琴乃(26)、山村彩恵(26)とともにファン約50人とミニレッスン会などで交流した。

 ツアー本格参戦2年目の2013年にアース・モンダミンカップ、アクサレディースを制していきなり年間ツアー2勝。スターダムにのし上がったが、15年以降、ドライバーのブレから極度の不振に陥り、16、17年は年間獲得賞金額は0円に。しかし、今年、4月のスタジオアリス女子オープンで36試合ぶりの予選通過を果たし、小さいながらも光明を見出した。この日も終始笑顔でファンと交流。再浮上へ懸命に前進を続けている。

 ――来年の目標は。

 堀 ステップ・アップ・ツアーとレギュラーツアーと基本ステップの方が多くなるとは思うんですけど、1試合1試合で自分のベストを尽くす。それが目標です。特にレギュラーツアーは全部出られる訳じゃないのでより一層それが大事になってくるのかなと思っています。

 ――オフの強化ポイントは何ですか。

 堀 例年ずっとショットのブレに悩んできたのでそこはしっかり修正したいなと思っています。アプローチとかパターの技術上達は常に思ってますけど、やっぱり力を入れたいのはショットの精度です。

 <山村彩恵>プロ1年目の2012年には富士通レディースで7位に食い込むなど、将来を嘱望されたが、14年以降はレギュラーツアーでの予選通過がなく低迷している。同年齢で同じサマンサタバサ所属の香妻のツアー初優勝を刺激に来年は飛躍の年にしたいところだ。

 山村 来年は出られる試合がホントに限られているので、オフにしっかり自分のレベルアップを図っていつ試合に出ても予選を通過して優勝争いできる実力を付けたいと思っています。

 ――オフに強化したいポイントは。

 全部ですが、特に挙げるとすれば、ショートゲームです。パターとアプローチ、100ヤード以内をしっかり練習したいです。

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2018年12月15日のニュース