五輪3大会連続出場 スキーの恩田祐一が今季限りでの現役引退を表明

[ 2018年10月31日 16:55 ]

クロスカントリースキーの恩田祐一
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 クロスカントリースキーの恩田祐一(38=アークコミュニケーションズ)が31日、自身のブログで今季限りでの現役引退を表明した。06年トリノ、10年バンクーバー、14年ソチと3大会連続で五輪に出場した。

 恩田はブログで「突然のご報告ではありますが、今シーズン限りで選手活動を引退する事にしました」と報告。「オリンピックを本気で目指すのか。オリンピックを本気で目指せるのか。オリンピックを目指す覚悟があるのか。決め手はこれだったと思います」とし、「選手には絶対持ち合わせていないといけないものですが、サポートする側にも絶対に持ち合わせていて欲しいものだと思っています。オリンピックに向けて本気で戦う。それができないのであれば、中途半端な活動になり、僕の中では走る意味がありません」と決断の理由をつづった。

 今後については「全くの未定ですが、スキーの所属先である翻訳会社の『アークコミュニケーションズ』大里社長からは、最後までしっかりと可能性を求めて走りなさい。という、ありがたいお言葉をいただきましたので、スキー選手として最後1シーズン頑張りたいと思います」とした。

 また、ソチ五輪後に挑戦したマウンテンバイク競技についても「34歳でクロスカントリースキーからの転向という無謀なチャレンジを応援していただき、支えていただき、本当にありがとうございました」とこれまでの周囲の支えに感謝した。

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2018年10月31日のニュース