グリズリーズがホームで3年連続の開幕3連勝 渡辺雄太はベンチ登録外 キャバリアーズは初白星

[ 2018年10月31日 13:04 ]

20得点を稼いだグリズリーズのテンプル(AP)
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 NBAは30日に各地で8試合を行い、渡辺雄太(24)が「2―WAY契約」を締結しているグリズリーズは地元メンフィス(テネシー州)でウィザーズを107―95(前半46―45)で下して4勝2敗。ホームゲームでは3季連続で開幕から3戦全勝とした。

 27日のサンズ戦で13人のベンチ枠に入ってNBAデビューを果たした渡辺はこの日登録されず欠場。シューティングガードのギャレット・テンプル(32)が20得点、ポイントガードのマイク・コンリー(31)とセンターのマーク・ガソル(33)がともに19得点を挙げるなど、ベテラン陣が奮闘して勝利を収めた。

 渡辺に代わってベンチに入ったのはドラフト全体32番目に指名されたポイントガードのジェボン・カーター(23)だったが出場機会はなし。敗れたウィザーズは4連敗を喫して1勝6敗となった。

 ティロン・ルー監督(41)を解任したキャバリアーズは地元クリーブランドでホークスを136―114(前半58―57)で退け、開幕7戦目でようやく初白星。レイカーズに移籍したレブロン・ジェームズ(33)に加え、主力フォワードのケビン・ラブ(30)がつま先を痛めて戦列を離れる苦しい陣容だが、ロドニー・フッド(26)が今季自己最多の26得点を記録して勝利に貢献した。

 アシスタントコーチから昇格したラリー・ドリュー監督代行(60)は初陣で初白星。しかしキャバリアーズ側は外部から新監督を招へいする意向を示しており、今後の動向が注目されている。

 ホークスは2勝5敗。ドラフト全体5番目に指名されたポイントガードのトレイ・ヤング(20)が24得点をマークしたものの、チームは3連敗となった。

 76ersを地元トロントで退けたラプターズはホームで6戦全勝となり、マジックに勝ったキングスは1年8カ月ぶりの4連勝。昨季のMVP、ジェームズ・ハーデン(29)を太腿の故障で欠いているロケッツは、トレイルブレイザーズに一度もリードを奪うことなく敗れて4連敗を喫した。

 <その他の結果>

*ホーネッツ(4勝4敗)125―113ヒート(3勝4敗)

キングス(5勝3敗)107―99*マジック(2勝5敗)

*セルティクス(5勝2敗)108―105ピストンズ(4勝2敗)

*ラプターズ(7勝1敗)129―112 76ers(4勝4敗)

*サンダー(2勝4敗)128―110クリッパーズ(4勝3敗)

トレイルブレイザーズ(5勝2敗)104―85*ロケッツ(1勝5敗)

 *はホームチーム

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