宮原V発進にも「まだ安定とは言いがたい」 2位坂本は無休の3連戦へ

[ 2018年10月23日 19:50 ]

フィギュアスケートGPシリーズ初戦ワン・ツーフィニッシュを飾った優勝の宮原知子(左)と2位の坂本花織は伊丹空港で取材に応じた                            
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 フィギュアスケートのGPシリーズ初戦スケートアメリカでワン・ツーフィニッシュをした宮原知子(20=関大)と坂本花織(18=シスメックス)が23日に帰国し、伊丹空港で取材に応じた。

 表現力豊かな滑りとキレのあるジャンプで優勝した宮原は、幸先いいスタートを切りながらも気を引き締める。「ジャンプの意識改革をしてきた。それが身についたところがあるけれど、まだ安定とは言いがたい」。平昌五輪4位の実力者。次戦のNHK杯(11月9日〜、広島市)に向けて更なる上昇を誓った。

 坂本は、ほぼノーミスで2位に入ったことを収穫とした。「初戦としてはいい結果を残せた。次の試合まで練習時間は1週間しかないけど、自信が付いた試合になった」。11月2日からのGPヘルシンキ大会が次のターゲット。GPファイナル出場がかかる大事なシリーズ2戦目まで中1週間しかないが、27、28日の全兵庫選手権にも出場することを明言した。スケートアメリカ、全兵庫選手権、ヘルシンキ大会と3週連続で試合に臨む。実戦で叩いて調子を上げていく。

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2018年10月23日のニュース