愛ちゃんらしさ全開の引退会見 子どもの頃は「カメラマンさんは肩からカメラが生えていると…」

[ 2018年10月23日 16:06 ]

花束を手に笑顔を見せる福原愛さん(撮影・小海途 良幹)
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 21日に現役引退を表明した卓球女子の12年ロンドン五輪団体銀メダル、16年リオデジャネイロ五輪銅メダルの福原愛さん(29=ANA)が23日、都内で引退報告会見を開いた。

 3歳で競技を始め、幼い頃から“泣き虫愛ちゃん”として親しまれ、卓球人気をけん引。福原さんに憧れ、福原さんを追い越そうとしてきた石川佳純(25=全農)、さらにその下の世代の平野美宇(18=日本生命)、伊藤美誠(18=スターツ)らが世界で活躍する中、引退を決断した。

 引退会見で報道陣へのメッセージを求められると「長い間、お世話になりました。ありがとうございました」と感謝を口に。続けて「子どものころからずっと一緒で、カメラマンさんは肩からカメラが生えていると思っていた。音声さんはおしゃれで(機器を)つけていると思っていた。武器みたいだなって」と“愛ちゃんらしさ”全開のコメントで報道陣を笑わせた。さらに「思春期の多感な時期には冷たい態度を取ったりしてしまったと思うので、お許しください」と“謝罪”し、笑みを浮かべた。

 最後は「今後も卓球界をよろしくお願いします」と一礼。会見後も報道陣と記念撮影するなど、終始“神対応”で笑顔を振るまいた。11月1日の30歳の誕生日を前にラケットは置くが、今後も“愛ちゃんスマイル”が卓球界のさらなる発展に大きく寄与することになりそうだ。

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