錦織、20歳新鋭との熱戦制す 苦しみながらもエルステバンクOP1回戦突破

[ 2018年10月23日 22:20 ]

シングルス1回戦 フランシス・ティアフォーと対戦し、第1セットでガッツポーズする錦織圭
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 男子テニスのエルステバンク・オープンは23日、オーストリア・ウィーンで男子シングルス1回戦が行われ、第5シードで世界ランキング11位の錦織圭(28=日清食品)が同45位のフランシス・ティアフォー(20=米国)と対戦。7―6、5―7、6―2でフルセットの末に勝利を収め、苦しみながらも2回戦進出を決めた。

 第1セットは互いが確実にサービスゲームをキープする展開。一つのブレークも許さぬまま6―6でタイブレークへと突入した。このタイブレークを制したのは経験値で勝る錦織。4連続ポイントを奪うなど勝負強さを見せ、7―6で第1セットを先取した。

 錦織は第2セット第1ゲームでこの試合初のブレークに成功。試合の流れを引き寄せたかに思えたが、第10、第12ゲームでティアフォーがブレーク。勝利目前で連続ブレークを許して第2セットを落とした。

 フルセットで迎えた第3セットは、第3ゲームでブレークに成功。先手を奪って優位に立つと、第7ゲームでもブレーク。20歳の新鋭に苦しみはしたものの、フルセットの末に勝利を収めて2回戦へと駒を進めた。

 ▼錦織圭の話 厳しい試合だったが、このような試合に勝ててうれしい。第3セットは集中し直す必要があった。自分のプレー内容には満足している。

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