“黄金世代”小滝水音 ウェアは自腹「早くスポンサーの方に注目してもらえるように」

[ 2018年10月17日 14:03 ]

絶賛スポンサー募集中の小滝水音
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 女子ゴルフの秋のビッグイベント「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース(賞金総額1億8000万円、優勝賞金3240万円)は18日から4日間、兵庫県三木市のマスターズゴルフ倶楽部(6528ヤード、パー72)で行われる。開幕前日の17日は同倶楽部でプロアマトーナメントが行われ、ホステスプロのイ・ボミ(30=延田グループ)はプロ野球の巨人次期監督候補の原辰徳氏(60)らとラウンドした。

 女子ゴルフ界を席巻する“黄金世代”からは大挙9人が参戦。その中でも小滝水音(20)は異色の存在だ。スポンサー、マネジャー、トレーナー、帯同キャディーの4点セットが当たり前という黄金世代は目下、超の付く売り手市場。サンバイザーやウエアには数多くのスポンサーのロゴや名前が所狭しと並んでいる。ところが、小滝のウエアはシンプルそのもの。所属先こそ「静ヒルズCC」に決まったが、契約関係が成立しているのはこの1社だけ。提供を受けているクラブ、ボール、サンバイザー以外は全て自腹でまかなっている。プロアマトーナメント出場がないこの日は朝から練習場で調整し、午後からは明日からの本番に着用するウェアを購入するため近くのアウトレットに向かった。

 「この季節は朝晩の冷え込みも厳しくなりますし、長袖も必要になります。アンダーウェア系のものを買ってこようと思います。シンプルなデザインが好きですかね。同世代のみんなと違ってアマチュア時代の実績もないし、プロになってからも目立った成績を残してないのでしょうがないですけど、頑張って早くスポンサーの方に注目してもらえるようになりたいです」

 ちなみにこの日はラコステのポロシャツ、キスマークのスカート、ニューバランスのシューズ、ミズノの靴下という出で立ち。頂き物のポロシャツ以外は全部、自分で購入したものだ。6月のサントリーレディース2日目に首位に2打差の2位に躍り出て注目を集めた笑顔がかわいいポッチャリ系の黄金世代の愛されキャラ。日本女子プロ選手権に次ぐ高額賞金トーナメントで来季の賞金シードと新規スポンサーの獲得を目指す。

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