ジョセフ・ジャパンはハイテク駆使!両プロップがヘッドキャップカメラ身に着け練習

[ 2018年10月17日 19:06 ]

小型カメラを搭載したヘッドキャップをかぶって練習したラグビー日本代表の両プロップ、山下裕史(右)と稲垣啓太(左)
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 ジョセフ・ジャパンはハイテク・ジャパンだ。ラグビー日本代表の宮崎合宿第3日が宮崎市内であり、山下裕史(32=神戸製鋼)と稲垣啓太(28=パナソニック)の両プロップがヘッドキャップカメラを身につけた。マイクが付いた小型カメラを搭載したもので、3人1組になってのショートパスの練習の際に使用した。

 3年ぶり代表復帰の山下は、「選手がどこを見てプレーをしているか、どんな話をしているかも分かる。例えば、3人グループの真ん中でボールをもらえば、ディフェンスを見てボールを投げるのか、突っ込むのか。それとも周囲の声を聞いてボールを出しているのか、という感じ」と説明した。映像は首脳陣がとりまとめ、後に選手にフィードバックされる。

 今合宿は、心拍数や走った距離などがリアルタイムで分かるGPS機器を選手が身につけている。グラウンドはドローンが飛び、上空から陣形を撮影している。前回大会から踏襲しているもののもあるとはいえ、ラグビー日本代表はハード面でも世界に遅れを取るまいとしている。

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2018年10月17日のニュース