錦織4強逃す フェデラーに競り負け「思い切り打てなかった」

[ 2018年10月13日 05:30 ]

男子テニス マスターズ上海大会 ( 2018年10月12日    中国・上海 )

男子マスターズ上海大会シングルス準々決勝でポイントを奪われ悔しそうな錦織
Photo By 共同

 シングルス準々決勝で世界ランキング12位で第8シードの錦織圭(28=日清食品)は、同2位で第1シードのロジャー・フェデラー(37=スイス)に4―6、6―7で敗れた。

 過去2勝5敗だったフェデラーとは、昨年の全豪オープン4回戦以来1年9カ月ぶりの対戦。「新たに強くなっている印象がある。久しぶりなので楽しみ」と錦織も心待ちにしていた。だが第1セットはサーブの確率が上がらず、第1ゲームから6度のブレークポイントでサービスゲームを落とした。第2サーブを叩かれる苦しい展開を抜け出せなかった。

 第2セットも同じように第1ゲームをブレークされながら、巻き返してタイブレークへ。ペースをつかみかけたが、今季14勝3敗と強さを見せていたタイブレークでフェデラーの粘りに屈した。「最初の数ゲームが、動きが良くなかった。思い切って打てなかった。出だしは彼の方がリスクを負って思い切りプレーしたのが自分の中で響いたのか、アンフォーストエラー(ミス)が多かった」と反省ばかりが口をついた。

続きを表示

この記事のフォト

2018年10月13日のニュース