桃香1差2位発進「ショット凄く良くなった」、念願プロ初Vだ

[ 2018年10月13日 05:30 ]

女子ゴルフツアー 富士通レディース第1日 ( 2018年10月12日    千葉県 東急セブンハンドレッドC西C=6675ヤード、パー72 )

富士通レディース第1日 9番、ティーショットを放ち第2打地点へと向かう三浦(撮影・白鳥 佳樹)
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 “黄金世代”の美人プロ・三浦桃香(19=フリー)が、5バーディー、1ボギーの68で回り、首位と1打差の2位と好発進した。好調のショットを武器に、プロ初Vを目指す。67で回った辻梨恵(24=大和証券)が単独首位。三浦と同じ2位には、浜田茉優(23=ココパリゾートクラブ)ら4人が並んでいる。

 実に7試合ぶりの60台。4アンダー、68という好スコアに、三浦はホッとした表情を浮かべた。

 「ショットが凄く良くなりました。(前々週の)日本女子オープンの週をオフにして、練習したからかな」

 10番からスタート。12番パー4で第2打を3メートルにつけると、15番パー4では残り101ヤードの第2打を2メートルに寄せた。16番パー5はピンまで30ヤードの花道からのアプローチを60センチにピタリ。アイアンショットがさえ、5つのバーディーを重ねた。

 現在7試合連続予選落ち。メジャーの日本女子オープンは出場できず、地元・宮崎で台風の日以外は毎日練習に励んだ。練習場が開いている限り、ボールを打ち続けて「充実した1週間になりました」。アイアンを4月まで使っていたものに戻したことも、ショットの好調につながった。

 それでも、まだ満足はしていない。5メートル以内のバーディーパットを4つ外しており、「パターがひどかった。明日のために練習しないと」と三浦。パットとショットがかみ合えば、念願の初優勝が見えてくる。

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2018年10月13日のニュース