プレシーズン最終戦、グリズリーズ・渡辺雄太は2得点

[ 2018年10月13日 12:26 ]

ロケッツとのプレシーズン最終戦に出場したグリズリーズの渡辺(AP)
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 NBAグリズリーズとマイナーのGリーグとの「2―WAY契約」を交わしている渡辺雄太(23=2メートル6、89キロ)が12日にテネシー州メンフィスで行われたプレシーズン最終戦のロケッツ戦で第4Qの3分19秒から試合に出場。正面から放った3点シュートは外し、ターンオーバーも2度喫したが、9分のプレータイムで2得点、2リバウンド、1スティールを記録した。

 リーグを代表するポイントガード、クリス・ポール(33)には3点シュートの際に反則を犯してフリースローを3本決められてしまったものの、残り7・7秒にはルイジアナ州立大出身の新人ガード、ブランドン・サンプソン(21=1メートル96、83キロ)との1対1を制して、フローター気味のシュートを決めた。

 渡辺はプレシーズンでは4試合に出場し、計43分(平均10・8分)で15得点(同3・8得点)を挙げて全日程を終了。このまま行けば次の“舞台”は傘下のマイナー「Gリーグ」に所属するメンフィス・ハッスルの開幕戦(11月3日)で、ハッスルのキャンプが始まるまではグリズリーズと帯同すると見られている。

 試合は今季のV候補、ロケッツが120―101(前半63―47)で快勝。プレシーズンは4勝1敗となって17日の開幕戦(対ペリカンズ)を迎えることになった。昨季のMVP、ジェームズ・ハーデン(29)は34分で23得点。クリス・ポール(33)は30分で14得点と11アシストをマークして開幕前の全日程を終えた。

 グリズリーズは2勝3敗。17日の今季開幕戦では敵地インディアナポリスでペイサーズと顔を合わせる。

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2018年10月13日のニュース