宮川が日大アメフット部練習に参加、一礼のちチームメートが歓迎

[ 2018年10月4日 18:14 ]

アメフト部に復帰後、初めて練習に参加し報道陣に一礼し仲間に迎え入れられる日大・宮川(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、5月の関学大との定期戦で反則をした宮川泰介(20)が4日、都内で練習に参加し、部に復帰した。グラウンドに足を踏み入れた宮川は報道陣に一礼してから円陣に加わると、チームメートは大きな声を上げて歓迎した。

宮川は5月の謝罪会見で、「僕がアメリカンフットボールを続けていく権利はないと思ってますし、この先、アメリカンフットボールをやるつもりはありません」と競技を続けないことを明言。だが、3日に発表したコメントで、「部への復帰は会見での発言を翻すことになることもあって悩みましたが、迷惑をかけたチームメートに対する償いとして、部に復帰して、新監督のご指導をいただきながら、チームメートと共にチームを再建していきたいとの考えに至りました」としていた。

 チーム、宮川ともに今季は公式戦出場資格停止で、チームもまだ試合形式の練習には至っていない。橋詰監督は「11月半ば、12月に試合をしてもらえるところがあれば、やれたらいい」と今後の見通しを語った。

続きを表示

2018年10月4日のニュース