宮川が日大アメフット部復帰、橋詰監督「社会に出られる人間に育てていくことが一番大事」

[ 2018年10月4日 16:48 ]

取材に応じた日大アメリカンフットボール部の橋詰監督
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 日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、5月の関学大との定期戦で反則をした宮川泰介(20)が部に復帰して練習に参加する4日、橋詰功監督が都内で取材に応じた。

 宮川は5月の会見で「今後、僕がアメリカンフットボールを続けていく権利はないと思っていますし、アメリカンフットボールをやるつもりもありません」と競技継続を否定。だが、橋詰監督からの打診もあり、悩んだ末にチーム再建を目指して復帰を決断した。

 橋詰監督は「(宮川が)やってはいけないことをやったのは事実。フットボールの中で犯したことを教育していくのはフットボールの中でやるのがベスト。社会に出られる人に育てていくことが一番大事。残っている選手も同意してくれた」と話した。

 練習前に橋詰監督は宮川と会い、「頑張ろう」と声をかけた。その時の宮川の様子を「普通でした。特別喜んでいるというのもないし、下を向いているわけでもない」と説明した。

 日大アメフット部は体制を刷新して6月下旬に全体練習を再開したがチーム、宮川ともに今季は公式戦出場資格停止処分を受けている。

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