日大タックル被害者の父 加害選手の練習復帰喜ぶ「良かった」 田中理事長には皮肉

[ 2018年10月4日 11:02 ]

奥野康俊氏
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 日大アメリカンフットボール部の悪質反則問題で、ケガをした関学大選手の父・奥野康俊さんが4日、自身のフェイスブックを更新。反則をした宮川泰介選手(20)がアメフット部の練習に復帰することを喜んだ

 奥野さんはフェイスブックで「あのタックルから151日目。先程8時過ぎ宮川君のお父さんからお電話を頂いた。『息子が本日から練習に復帰します。』とのことでした」と報告。「良かった。捜査機関の結果がまだなのですがと気にかけておられたのですが、大学での部活は人生に一度限りしっかり楽んで欲しいので『息子さんに、青春を謳歌するように、よろしくお伝えください。』と申し上げた」と電話の内容を明かした。

 続けて「日大の指導者経営陣は逃げ得だ。内田前監督と井上前コーチは自分たちは罪を犯してない、彼の単独犯だと言い張る、オリンピックと130周年事業に理事長として居座りたい田中理事長。あまりに酷くないですか?」とつづり、「理事長に面会を申し入れたが一向に返事もなく無視が続いている。人と成りが全く理解できない。何をか言わんや、10月4日、今日は日大の創立記念日だ。130年目に突入した。風化作戦おめでとうございます」と皮肉たっぷりに日大経営陣にメッセージ。

 最後に「これぐれらいのささやかな皮肉しか言えない自分の無力さを感じます。田中理事長本当に一度ご面会いただけませんか?」と呼びかけた。

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2018年10月4日のニュース