17歳 川合美乃里 V誓う 期待の若手女子トップサーファー気合

[ 2018年10月4日 05:00 ]

ダイナミックな川合のライディング(C)SURFMEDIA/S.YAMAMOTO
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 2020年東京五輪で採用されるサーフィンの女子プロ大会「white buffalo HYUGA PRO QS3000」が今月19〜21日、宮崎県日向市のお倉ケ浜海岸で開催される。シーズンも終盤を迎えて世界のトップサーファーの総合順位争いも激しくなる中、ホステスプロとして初優勝を目指すのが、川合美乃里だ。東京五輪の代表候補にも挙げられる17歳が、日本でも屈指の人気を誇るサーフィンスポットの波を制す。

 舞台を千葉から宮崎へ移し、装いも新たに開催される今大会。トップサーファーとして臨む川合は「もちろんどの大会も優勝したいが、日本でこれだけグレードの高い試合をスポンサードしてもらえることはなかなかない。私たちが優勝しないと」とホステスプロとしての自覚を示した。

 プロ大会を主催するワールドサーフィンリーグ(WSL)の最高位シリーズが、川合も日本女子初の昇格を目指すチャンピオンシップツアー(CT)だ。その登竜門がクオリファイリングシリーズ(QS)で、QS3000は女子では2番目の格付けを誇り、日本では今年唯一行われるのが今大会。だからこそ川合も、地元選手として必勝を期している。

 川合のキャリアハイライトと言えば、何と言っても今回と同じQS3000として行われた昨年5月の一宮千葉オープンの優勝だろう。舞台は東京五輪と同じ千葉県一宮町の釣ケ崎海岸。日本女子として初のQS3000勝利であり、川合の名を世に知らしめた大会でもある。今年9月には世界選手権に相当するワールドサーフィンゲームズに初出場するなど、確実にステップアップを遂げている。

 今大会は活動拠点を置く千葉から離れるが、実は宮崎との相性も抜群だ。昨年9月に同所で行われた世界ジュニア選手権では、9・97点(10点満点)のスーパースコアを記録。「優勝は逃したけど相性は悪くない。波の質も自分に合っている」と好感触を持って臨めるのはプラス材料だ。

 大会には海外からもトッププロが来日予定。川合がハイレベルな争いを制し、さらなる躍進を目指す。

 ◆川合 美乃里(かわい・みのり)2000年(平12)12月14日、徳島県生まれの17歳。8歳の時に両親の影響でサーフィンを始め、13歳の時にプロに転向。16年にサーフィンが盛んな千葉県一宮町に移住し、日本プロサーフィン連盟の年間王座に史上最年少で輝く。昨年、QS3000の一宮千葉オープンで日本人女子として初めて同グレード大会の優勝を果たす。

 ○…川合と同じくホステスプロとして大会制覇を目指すのが、弱冠16歳の松田詩野だ。今年5月にQS1000として行われた一宮千葉オープンを優勝した時はまだ15歳。ジュニア大会に出場できる年齢ながら、シニアのトッププロに交じりながら頭角を現してきた。昨秋から専属コーチに指導を受けるようになってからは、戦術面でも飛躍的にステップアップ。虎視眈々(たんたん)と表彰台の頂点を狙っている。

 ◆行かれる方へ JR日向市駅から高鍋行きバスで15分、宮ノ上で下車。徒歩4分。東九州自動車道日向インターチェンジから10分。駐車場あり。お倉ケ浜は「日本の渚百選」に選ばれた4キロに及ぶ白砂のビーチで、ハマグリの産地としても有名。九州におけるサーフィンのメッカ。

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