高木菜 今季は個人種目重点「個人では世界と戦えていない」

[ 2018年10月4日 05:30 ]

自転車をこいで体力強化を図る高木美(右)と姉の高木菜
Photo By 共同

 スケートのナショナルチームが3日、長野県菅平高原での練習を公開し、高木菜那(26=日本電産サンキョー)が個人種目での躍進を目標に掲げた。

 2月の平昌五輪では団体追い抜きとマススタートで優勝。夏季・冬季を通じて女子初の1大会複数金メダルを獲得したが「個人では世界と戦えていない。今季は個人種目も頑張りたい」と力を込めた。マススタートは個人種目だが、同一国選手との連係が重要でチーム戦術の要素が強いため今季は1500メートルや3000メートルに重点を置く方針だ。

 なお、妹の美帆は「正直エンジンはかかっていない」とシーズンの幕開けを告げる全日本距離別選手権(26〜28日、長野市)に向けスロー調整する意向だ。

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