トヨタ自動車 唯一の1敗で前半戦終了 リーグ戦9月8日に再開

[ 2018年6月4日 05:30 ]

初回、4号ソロを放ちナインに迎えられるトヨタ自動車・山崎
Photo By 提供写真

 「第51回日本女子ソフトボール1部リーグ」(日本ソフトボール協会、日本女子ソフトボールリーグ機構主催)は、京都市、山形市、北海道・函館市の3会場で第6節の6試合を消化した。トヨタ自動車は4本塁打を放つ猛打でSGホールディングスを圧倒。ビックカメラ高崎が敗れたため、唯一の1敗で前半戦を終えた。リーグ戦は9月8日の再開まで、3カ月の中断期間に入る。

 <トヨタ自動車 山崎が4番の仕事>山崎が4番の働きを体現した。アギュラーの先頭打者弾、3番・長崎も右中間へソロを放った直後に中堅へ一発。「前の人が打っていたので、(4番の)自分も続かなきゃ、と」。3回1死三塁の好機も、技ありの中前適時打で中押しの得点を奪った。早くも昨年の倍となる4本塁打。打撃好調の主砲は2年ぶりの代表復帰で、日米対抗(6月)、世界選手権(8月)に備える。「2年前はほとんど出番がなかったので、悔しさを晴らしたい」。27歳は今が旬だ。

 <日立 まさかの5勝6敗>苦しみながら、ホンダを振り切った。7回2死から追いつかれタイブレーカーに突入。8回1死満塁のピンチは、2番手の岡村が力投し、何とか9回に決勝点を奪った。「先発の小薗、岡村と投手はよく投げていたけど、前半の攻撃が…」と鈴木由香監督。2、3回といずれも無死一塁を後続がバントで送れず、苦しむ要因となった。5勝6敗と予想外の成績で前半戦終了。3カ月の中断期間で立て直す。

続きを表示

この記事のフォト

2018年6月4日のニュース