東大卒ランナー　田坂がぶっちぎり優勝　

お花畑と風車の前を走り抜けるランナー
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　１万２５９３人がエントリーして行われた。メインのハーフマラソン（２１・０９７５キロ）男子はジョセフ・オンサリゴ（２６＝那須建設）が１時間６分４５秒で、女子は菅生晶子（２３＝ラフィネ）が１時間２１分４２秒でともに初優勝。ゲストとして横浜ＤｅＮＡランニングクラブ総監督の瀬古利彦氏（６１）、プロランニングコーチの金哲彦氏（５４）、０３年世界選手権パリ大会女子マラソン銅メダルの千葉真子さん（４１）、９８年長野五輪スキー日本代表の荻原次晴氏（４８）が参加し、大会を盛り上げた。

　＜１０キロ男子＞東大卒のエンジニアランナー、田坂が１０キロの部をぶっちぎりで制した。「初参加で石畳を走るのは難しかった。できればあと１分ぐらい縮めたかった」。それでも後続に１分２６秒差をつけて圧勝した。東大陸上部を経て北九州市の新日鉄住金エンジニアリングでごみ焼却施設の設計などに携わりながら、陸上に取り組む。約５０回のフルマラソン完走を誇り「次は１０月の横浜、１１月の福岡、来年２月の北九州マラソンが目標」と意欲を見せた。

　○…仮面ライダーに扮した佐世保市の桟（かけはし）宗利（５６）が仮装マラソンで優勝を決め「３度目の出場でやっと優勝できた。汗びっしょりになって走ったかいがあった」と喜んだ。気温２６度、湿度８０％の暑さの中、革とゴムなどで手作りしたジャンプスーツとかぶり物で激走。「衣装は１週間前にやっと完成した。昨日コースの半分を試しに歩いたときは２キロ減った。今日は３キロ以上痩せたと思う」と流れる汗を拭いた。